碧海信用金庫御園支店
先週の金曜日、取引金融機関である碧海信用金庫様の勉強会の総会に出席しました。
会場は、7月18日にオープンした名古屋の御園支店で開催されました。
この御園支店、設計監修は、国立競技場を手掛けられている隈研吾氏、施工は、弊社の取引先、積水ハウス株式会社という事で、予てより訪れたいとの願いが叶うチャンスがありました。
御園支店は、名古屋市伏見で現在建て替え中の「御園座」の2件隣り、これもまた、隈研吾氏と積水ハウス株式会社の組み合わせで、平成30年に開場予定で、工事が進んでいます。
総会後の交流会では、「御園座」の宮崎社長様が、特別ゲストで参加され名刺交換させて頂きました。
支店の外観は写真の通り、木材を劣化に対する特殊処理をしてモチーフとして使用されており一目でわかるインパクトを与えています。緑化されたスペースが、都会に癒しを与えていました。
建築業界人の目で見させていただいた感想ですが、上の写真は会議室です.天井を見ると板張りの天井に見えますが、角度をずらすと板は縦に施工されており、隙間が開けられて、見る角度で表情を大きく変えます。照明は、必要な部分に十分な照度を提供しつつ、他の部分は柔らかな明るさでしか照らさない調光に指向性のある器具が選ばれていました。壁面も和紙を思わせる材料で、コンクリートと鉄骨が際立つビルとは違い、洗練された和を感じさせ、日本人は勿論ですが、外国からのお客様にも日本の安らぎを感じさせてくれる建物になっていました。
訪れるお客様に国際的なビジネスを視野に入れた、「日本の金融機関」を感じさせる事でしょう・・・
本来入ることのできないエグゼクティブスペースの見学させていただきましたが、統一された和テイストですが、色合いに変化を持たせてあり、解放感とプライバシーをうまく共存させた選ばれた人の仕事場という雰囲気が香る、素晴らしいオフィスになっていました。
わが安城に本店を置かれる、碧海信用金庫様が名古屋の中心に素晴らしいランドマークを開設された事、私事の様に喜ばしく感じさせていただきました。
碧海信用金庫様のますますのご発展をお祈り申し上げます。
成田